2018春ヨーロッパ出張レポート【管楽器・フランクフルト編】

FRANKFURT MUSIKMESSE18フランクフルトムジークメッセ18はすべての楽器の展示会です

管楽器など会場で気になったモノをザーッと紹介していきましょう!


ドイツにきていきなり?ですが、ヤマハのブースへ。

ほとんどのモノは日本で手に入るのですが、ヨーロッパ市場向けのモデルなどの展示もあったりします

トロンボーンもいろいろなF管のデザインが一堂に見れます

【新しいマウスピースを発見】
オーストリア・ウィーンの奏者が開発したクラリネットブランド マックストーンMAXTONE

フランス管用のボア径のマウスピースを吹きましたが、なんとドイツ管向けのポコポコした音色になります

試奏用の楽器は、UEBELユーベル!

これは新しい流れですね、面白い

そろそろ日本にも上陸とのことで、勢力図が変わりそうな予感です

【Silverstein シルバースタイン】

NASAでも使っている特殊な繊維で・・・とここ数年で一気に普及しました

もう、ワールドワイドなブランドになりましたね

このあとイタリアのヴェネツィアにも足を延ばしたのですが、そこの奏者も【シルバースタイン】のリガチャーでした

これってすごくないですか???(画像左下に注目!)

セルマー=コーングループや、ビュッフェクランポングループは出展していなかったので寂しさはありますが、ヨーロッパの中小工房が注目され始めており、また新しい流れになってきそうです

管楽器修理工具屋さんのブース

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管楽器以外にもたくさん出展しているんですよ

【楽譜はダウンロードする時代がすぐそこに!】


もとSONYソニーのメンバーが作り上げたプロジェクトで、キンドルみたいな書籍リーダーを進めるプロジェクトが密かに進んでいるんです。

楽譜って無限にタイトルがあって、取り寄せにとってもお金がかかります。アマゾンを超えて楽譜をダウンロードしちゃおうという考え。日本でも紹介され始めていますが本体のお値段がまあまあ高いので悩みどころですね


ギターは歴代の名器を博物館風に展示

ギターは主要メーカーのFENDER GIBSON MARTINが数年前から出展してません

それにつられてドラム関係・PA関係も一気に出展数が減っています

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どうでしたか?

中国上海での見本市に規模を追い越されたフランクフルトMUSIKMESSEではありますが、情報発信のスタート地点という地位は揺るぎません

歩いているだけでトップメーカーの社長さんにご挨拶できていろいろ勉強になります!

さあ、
ビールも飲んだしイタリアに向かいます!