管楽器Topics

ハーモニカ、3つの種類

ハーモニカという楽器をご存知ですか?
小学校で音楽の時間に吹いた!という方もいらっしゃいますよね。

穴が並んでいて、吹く、吸うを繰り返して音階を奏でる、あのハーモニカです。
昔々、鍵盤ハーモニカが出るより前の教育楽器。実は今、そんなハーモニカがちょっとしたブームを巻き起こしています!
ポケットに入っちゃうお手軽サイズに学校教育でも使われるほど扱いやすい。そしてあの哀愁漂う甘い音。うるさ過ぎず、マンションでも練習出来ちゃいます。
どこを取っても今、ハーモニカをやらない理由がありませんね♪

そんなハーモニカ、大きく分けて3つの種類があります。
◆10ホールズ(ブルースハープ)
◆複音ハーモニカ
◆クロマチックハーモニカ

10ホールズ(ブルースハープ)

10ホールズはその名の通り、10個の穴があるハーモニカで、これから紹介する3種類の中で最も小さなモデルです。その手のひらに隠れるほどの小さなボディーにはなんと3オクターブもの音域が並んでいます。
ブルースハープと呼ばれることもありますが、これはホーナー社の10ホールズに「ブルースハープ」というモデルがあり、それが世界的にあまりにも有名なので10ホールズ=ブルースハープという呼称が定着したようです。

音の配列は以下のとおり

不思議な並びをしていますが、お陰で口を大きく開いて数音同時に出した時にどこを鳴らしても上手く和音が出るようになっています。
10ホールズと複音ハーモニカには様々な調の楽器がありますが、基本的には演奏したい曲の調に合わせると良いでしょう。
特に吹きたい曲が決まっていなければ最初はC調から入るのがお勧めです。教本などもC調をベースに説明するものも多いです。

複音ハーモニカ

日本において、ハーモニカといえばこの複音ハーモニカを指す場合が殆どでしょう。
上下2列に並ぶ穴を吹くことで2つの音が同時に鳴り、独特のうねりのついた哀愁ある音が出ます。
ハーモニカは元々ドイツ発祥の楽器と言われています。しかしこの複音ハーモニカは日本で独自の進化を遂げた楽器で、ベース奏法やアルペジオ奏法など、一人で演奏しているとは思えないような表現ができることが特徴です。

音の配列は以下のとおり

こちらも10ホールズ同様、どこを吹いても吸っても綺麗な和音が出る並びになっています。吹く音だけ、吸う音だけを見ると規則的に並んでいますが、吸う音のレ・ファ・ラ・シ4音に対し吹く音はド・ミ・ソの3音なのでオクターブが変わると音階がズレる点には注意が必要です。
最初はC調の楽器から始めると良いでしょう。曲中、臨時記号として♯や♭が出てくる場合、基準の調子に対して半音上か下の調のハーモニカ(C調を基準にするとC♯かH調の楽器)を重ねて構えることで対応することができます。

クロマチックハーモニカ

クロマチックとは半音の事を指し、通常10ホールズや複音ハーモニカには出来ない半音階の演奏が可能な楽器です。
ハーモニカ本体の横にスライドレバーが付いているのが特徴で、このレバーを押すと同じ穴で半音上の音を出すことができます。
調子は基本的にC調1種類で、穴の数の多少で演奏の幅が変わります。16穴のクロマチックハーモニカはその小さなボディーで4オクターブもの音域があり、これ1本あれば演奏出来ない曲は無いとまで言われています。
音の配列は以下のとおり

他のハーモニカと違い、穴4つで1オクターブという配列で各オクターブ毎に規則的に並んでいます。そのためドの音が2穴続けて鳴るという並びになっているのも特徴的ですね。
クロマチックハーモニカはメロディーを演奏することに特化し、この1本で♯や♭を物ともせず圧倒的に広い音域でどんな音楽でもこなせる楽器です。

◇あなたはどの楽器にする?

このように、一口にハーモニカと言えどもこれだけの違いがあり、もはや別々の楽器といえますね。共通して言えるのは比較的音量は小さく、自宅でも演奏しやすいという点です。
新型コロナウイルスの蔓延から外出自粛を余儀なくされて以来、見直されている「おうち時間」。音楽は良いお供になっていると思います。一人の時間には聴くばかりではなく、奏でる時間を作ってみてはいかがですか?

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木管楽器

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総銀製らしいやわらかさと重厚さを兼ね備えた音色を実現。総銀製ドローン(引き上げ)トーンホール仕様。

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総銀製らしいやわらかさと重厚さを兼ね備えた音色を実現。
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CF801 Ag950 Hand-made ST モデル
銀の音色を大切にしながら、よりスケールの大きな演奏を目指すプレーヤーにおすすめのモデル。
総銀製ソルダート(ハンダ付け)トーンホール仕様。

CF901 Pure Silver Hand-made ST モデル
限りなくピュアな強化銀。クリアで芯のはっきりしとした伸びのある音に、やわらかで深みのあるニュアンスが加わっています。
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※サンキョウフルートでは、ニューEメカニズムは無料、Eメカニズムはオプションです。
オンラインショップからもお買い求めいただけます。
※メーカーホームページ サンキョウフルート

Tel: 06-6252-0222 Mail: wind@kokusaigakkisha.com

金管楽器

トランペット入門編~吹奏楽新入部員向けおすすめ楽器~

ここではこれからトランペットを始めようかな、という方や吹奏楽部でトランペットを吹く事になった新入部員へ、楽器の事やおすすめの楽器をまとめてあります。

 

【トランペットってどんな楽器?】

吹奏楽でメロディを担当することも多い花形のパート。唇を震わせて音を出し、大きな音が出せます。

主流の機種としては、材質がイエローブラスとゴールドブラスの2種類、仕上げが金色(ラッカー仕上げ)と銀色(銀メッキ仕上げ)の2種類になるので、組み合わせると4通りあります。

現在、中高生の吹奏楽では、材質は好みで選ばれることが多く、仕上げは銀メッキの楽器が主流になります。メーカーも機種も他の楽器に比べ沢山ありますが、ヤマハ、バックが2大メーカーになります。

 

【楽器本体以外に必要な付属品は?】

お手入れ用品以外に、マウスピースが必要です。 口につくものなので楽器を購入する前に個人で持つ方が多くいらっしゃいます。

★定番のマウスピース ヤマハ 11C4  バック 7C

 

【どのくらいの楽器を持てばいいの?】

楽器と仲良くなるためにまずは1本!<エントリーモデル>

予算を抑えたモデルで楽器を続けていくと買い替える方も多いクラス。

音程もとれて合奏に耐えうるという点でヤマハがおすすめ。

<代表的な機種>【定価10~20万】

一例:ヤマハYTR-3335S  YTR-4335GSⅡ

 

中高6年間本気で打ち込みたい!大人の初心者の方はこちら<スチューデントモデル>

学生向けのモデルで、吹奏楽部の中高生に人気の価格帯。

<代表的な機種>【定価20~30万】

一例:ヤマハYTR-850GS B&S TP37SP

 

大人になってもずっと続けたい!楽器を長く続けるならこちら<スタンダードモデル>

各メーカーがスタンダードとして作られており、長年愛用される方も多く、学生から大人まで使用。

<代表的な機種>【定価30万~】

一例:ヤマハYTR-8335GS バック180ML SP 180MLGBSP

 

当店では上記の一例以外にもたくさんのモデルを取り揃えております。

トランペット購入を検討されている方や気になる方は、ぜひ一度お電話やメールでご相談くださいませ。

カタログや資料の郵送も行っております。

国際楽器社 管楽器フロア

TEL 06-6252-0222

Mail  wind@kokusaigakkisha.com