社長の出張日記 松ヤニBespoke Rosin創業者のAndrew Bakerがご来店されました 2024年10月

たま~に気が向いたら更新する社長の出張日記

 

”魔法の松脂”としてバイオリン奏者ならだれもが知っている、ベスポーク・ロジン

オーストラリアからLeatherwood Bespoke Rosinの創業者

Andrew Bakerアンドリュー・ベイカー氏がご来店されました


新モデル”CONCERTOコンチェルト”の店頭販売前のプロモーションで

MUSIC-CHINA2024のあと、わざわざ大阪に立ち寄ってくれたのです

アンドリュー自身が松脂を弓につけてくれます

松脂を塗りすぎることは不要で3往復ぐらいで充分!

まずは通常モデル

SUPPLE(しっとり)・CRISP(さっくり)の弾き比べです

SUPPLEとCRISPのあいだには明確に音色のキャラクターに違いがあります

「SUPPLE(しっとり)CRISP(さっくり)ってお客様に表現しているけどこれで合っていますか?」

とアンドリューに直接質問したところ

「カンの捉え方で正しいです!」

とお墨付きをいただきました(^▽^)/

 

さらに新製品CONCERTOのご紹介へ進みます

試奏はCONCERTOの開発に大きく関わったWhistler社の由良さんが引き受けてくださります

”もうちょっと遠いほうがわかりやすいなー”

【CONCERTOコンチェルトってどんな松脂なの?】

スーパープレミアム・ロジン

CONCERTOコンチェルトはSUPPLEサプルとCRISPクリスプのおいしいところを取ったような松脂です

弦をしっかり掴まえるグリップ感を松脂に持たせると相当のノイズが生まれますが、CONCERTOは遠達性ある音色をノイズを気にせず演奏できるのが一番の特徴だと思います

【どんな人が好みそう?】

☆オーケストラバックでコンチェルトを弾く方・ソリスト

☆コンクールでパリッ!と演奏したい方

※オーケストラのTuttiだとやや目立ってしまうかも?です

【ビオラ・チェロが新発売】

それぞれの楽器の個性を生かせるよう、世界のトッププロ奏者に30種類の試作品を試奏してもらいました

そしてバイオリン・ビオラ・チェロそれぞれのレシピを完成させました


いろいろなプライスレンジのヴァイオリンでテスト

バレへんやろ?と出したヴァイオリンにアンドリューの手が止まりました

どうやら”ええヴァイオリン”ってバレたみたいです(笑)

なんか”お買い上げ”みたいな感じになってますけど???笑

ということで大阪名物”カレーうどん”をごちそうさせていただきました

 

 

どうでしたか?

Andrewとは9月のイタリアクレモナ・10月の上海とほぼ同じスケジュールで行動していました

お互い出張疲れでめっちゃクタクタのなか、大阪に立ち寄ってくださり嬉しかったです

「いっぺんKANカンのお店に行ってみたい!」

と輸入元のWhistlerさんに言ってくださったおかげで今回の訪問となりました

 

次は2025年の5月くらいかな?

弊社でLEATHERWOOD Bespoke Rosin製品の説明会にあわせて立ち飲みワイン会を開催できるよう進めてみます

Andrewは関西の弦楽器職人さん・演奏家の方に集まっていただけると嬉しいみたいです

またお声掛けさせていただきます

(松永)