【出張レポート】MUSIC CHINA2017その1クラリネット編
2017/10/21 投稿例年秋に中国・上海で行われるMUSIC CHINAに社長の松永歓と管楽器担当・山本が行ってまいりました
その1、クラリネット編です
MUSIC CHINAは世界中の楽器メーカーが集合!一大トレードショーです
ここが中国なの?と思うほど、会話はほぼ英語
あまりに情報が多いので、このページはぜんぶクラリネット特集にします
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ご存知のように日本国内の管楽器業界では総輸入・発売元が決まってます
国際楽器社がここで仕入交渉というのはないです
しかしメーカーの人に直接お話を訊くことができるチャンス
日頃の接客販売のことばに深みが出るだけでなく、
販売店としてモチベーションが上がります
【UEBEL(ユーベル)のクラリネット】
近年じわじわ人気がアップしているドイツのブランド
グラナディナ・キーの素材がしっかりしており、これはおススメして間違いなし
金メッキシリーズやドイツ式も一斉に展示、こういったときに吹いて品質を確認することが大切です
最初は遠慮していた山本さん、燃えてきました
上級モデルSuperiorとSuperiorⅡになるとソリストモデル・室内楽向けと方向性がはっきりしてきます
どうぞどうぞ!と好意的にクラリネットを試奏させていただきます
訊きたいこともメーカーの方がスパッと答えてくださるのも安心感のひとつですね
UEBEL社長と2ショット
社長、なんかいつもと雰囲気違いすぎないですか?(笑)
UEBELバスクラリネットLOW-Cはハイエンドモデルとして日本で地位を獲得しています
当社ではクラシックモデルをご紹介していますが、Ebクラリネットなども好印象
日本での勢力図が変わるような予感です
【お馴染みのビュッフェ・クランポン】
これ、何か気づきませんか?↑↑↑
気づいた方、ちょっと待っててください
日本国内でこのサービスが受けられるのか確認中です
そう、新製品LEGENDEもここで試すことができました
ビュッフェ第三のボア
“Traditional”の上位モデルに位置します
クランポンは中国でも大人気でプロ奏者シェア率80%なんだそうです!
【イタリアのRIPAMONTI】
イタリア・ミラノに工房があり、スイス・ルガーノ交響楽団の奏者と研究を重ね、最上位ブランド”RIPA”(リパ)が完成しました
毎週末製品のテストのために、社長はルガーノに行っているそうです、羨ましいな~
オーケストラ奏者が”仕事で使える”品質を目指しただけあって、上々の仕上り
ぜんぶのモデルを試奏させていただているところ、RIPAの社長が・・・
”彼女にG管を吹いてもらってくれ”
ということでこんな画に(笑)
グラナディナ50%樹脂50%のハイブリット素材のマウスピースが完成し、日本でも発売が予定されているとのことです
イタリアらしく明るく意欲的なメーカー
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ほか、中国では樹脂製のリードが思った以上に普及していることにびっくりしました
とにかくスケールが大きすぎる、情報が多すぎる世界最大の楽器ショー
山本がいろいろなことを学んできましたので、お店でいろいろ質問してみてください
(記:松永歓)