【出張レポート】MUSIC CHINA2017その2弦楽器編

例年秋に中国・上海で行われるMUSIC CHINAに社長の松永歓と管楽器担当・山本が行ってまいりました

その2、弦楽器編です

普段ヨーロッパのモノを多数扱っている国際楽器社ですが、店頭スタッフがメーカーにお会いできる機会は日本にいるとなかなかできません

おもに社長が海外でネットワークを築いていますが

会社のメンバーを製作者にご紹介すると、どんな人が自分の楽器を紹介してくれているのか安心するみたいで、一気に雰囲気が和みます

【FRANZ SANDNERフランツ・ザンドナー社】
ドイツで93年の伝統を持つ、ギルドスタイルのバイオリンメーカーです

今年、当社でびっくりするくらいFranz Sandnerを販売させていただきました

追加注文を申し出たのですが、

“いま全世界でFranz Sandnerが売れていて納期がかかるんだ、理由は本当にわからないんだ”

そうか、買い負けないようにしなくちゃ(笑)


【Dorfler Bogen”ドォルフラー”】

4世代にわたるドイツの弓メーカーです

Andreasとは、大阪で串カツを食べた仲!

彼とは弓について真面目な話も?しますが

“今回はどこの航空会社やったの?”

といった話が90%

といいつつ、スペシャルボーを選定させていただきました

写真の弓は通関の関係で一度ドイツに持ち帰ることに

ドイツ→上海→ドイツ→大阪

と旅をするので、今度来る弓は結構マイルがたまってます(笑)


ジレ・シャンスルーはフランス・パリの弦楽器工房のオーナーです

フランスで骨董オークションを主催しているので、日本に古美術を収集に訪れることもしばしば

なんやかんやのご縁でつながっています

“社長、あのひと外人っぽい人ですね~”と山本さん

そうやな、ひげも生えてるし


【FABIO DALLA COSTA(ファビオ ダラ コスタ)】
説明不要、弦楽器業界で知らない人はいないほど有名ですよね

確かな楽器を製作し続けるメーカーです

もちろん彼には9月イタリア出張の時にお会いしています

“運動とかクロスカントリースキーが大好きなんだけど、とにかくカンのためにを作らないといけないので忙しいんだ!”

と山本に一生懸命説明してました。

Dalla Costaのお兄さんが管楽器屋さんをやっているので、今後いろいろ繋がりそうです


【PETKO PETKOV(ペトコ ペトコフ)】
以前Facebookでも紹介させていただいた、ブルガリアの製作家

持ってきた楽器は初日でぜんぶ売れてしまったそうです、すごい!

“去年の上海でカンのために作って展示してた楽器があったでしょ、あの楽器が忘れられないっていう中国人の人が、今年のMUSIC CHINA初日に走って購入申込みに来たよ”

ってそんな話あるんですね。

とにかく気の合う作家なので、長いおつきあいがしたいものです

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足のウラが削れるくらい、歩き回った3日間。

トップページのワッフルも、上海のカフェでいただきました♡

いろんな顔を思っている上海

弦楽器においても多くのモノと情報に触れることができ大変勉強になりました

今後皆様にご紹介できるものもございますのでご期待ください




(記:松永歓)