[2020年3月12日]
新型コロナウイルス感染症による影響を鑑み、当コンサートは中止となりました。
現在、次回公演調整中です。
チケットをご購入いただいた方、ご予約をいただいております方には、随時ご連絡をさせていただきます。
◆プロフィール
Florent Héau(クラリネット)
フランスの伝統的なクラリネット教育<エコール•フランセーズ>を世界中に伝えるべく、教育活動と演奏活動を熱心に行う、優れたフランス流派クラリネット奏者の1人。クラリネットを幼少期よりミシェル・アリニョン氏のもとで学び、1991年、フランス国立パリ高等音楽院を1等賞で卒業。同年、トゥーロン国際クラリネット・コンクールでも見事1位を獲得した。
ミシェル•アリニョン氏のアシスタント教授として、フランス国立パリ高等音楽院で5年間教鞭を務めたのち、リュエイユ=マルメゾン市地方音楽院教授として後進の指導を行う。現在はフランス国立パリ地方音楽院教授、ローザンヌ高等音楽院教授、大阪音楽大学客員教授として、優秀な生徒を多数輩出している。その指導力は世界的に高く評価され、ヨーロッパ各国やラテン・アメリカ、アジアでのマスタークラスに定期的に招聘されている。
室内楽の演奏活動には精力的に取り組み、R.カピュソン、G.コセ、H.ドゥマルケット、A.ガスティネル、M.ベロフらと共演するほか、ソリストとしては、ヨーロピアン・カメラータ、パリ室内管弦楽団、ブルターニュ管弦楽団、ポーランド放送室内合奏団、プラハ室内管弦楽団等と共演。また、T.エスケシュやF.エルサンの現代音楽の作品も初演している。
また独自の活動としては、クラリネット・アンサンブルの音楽劇団<Les Bons Becs レ・ボン・ベック>を1996年に設立し、クラリネットの可能性に激動を与えた。クラリネット4重奏にパーカッションを加え、舞台でのタップダンスや演劇を行いながらの演奏が披露され、その評価は高く現在2作目の公演が世界中で行われている。
[使用楽器:〈ビュッフェ・クランポン〉“ディヴィンヌ”]