弦楽合奏アンサンブル・ミューズってなに?【社長の出張日記】

たま~に気が向けば更新する社長の日記

今回は2月27日に国際楽器社ホールでアンサンブル・ミューズの発表コンサートがありました、のご報告です


アンサンブル・ミューズとは?

国際楽器社で初めて弦楽器を習い始めた生徒さんを中心に、月1回程度アンサンブル練習をするアマチュア弦楽合奏団です

バイオリンに国際楽器社講師の藤井先生・太田先生に助っ人をお願いすることもあり楽しく弦楽合奏を学べます

指揮はザザ・ゴグアさんにお願いしています

コンサート終演後に指揮者ザザ・ゴグアの宣材写真を撮らせていただきました

ザザさんはヴィオラ奏者の活躍だけでなく、大阪の河内長野フィルハーモニーの常任指揮者も務められています


【市民オーケストラへの橋渡し】
国際楽器社では30年以上前から教室生を対象に自社の弦楽アンサンブルを運営しています

そもそも音楽教室で習い始めたかたが、いきなり市民オーケストラに入団するのはカンタンではありません、というか超難しいです!

音楽教室に真面目に学ばれた方でもあまりの”ギャップ”で1年足らずで退団されるかたがたくさんいらっしゃる、と聞きます

じつは当たり前のことで

市民オーケストラのかたは一般大学のオーケストラ部で4年間しっかり合奏練習を重ねてきたかたが大半!

市民オケでは”楽譜通り弾ける”だけでなく指揮者のテンポに合わせながら”楽譜の音を抜く”とか”ボウイングを合わせる”みたいなコツが要ります

普段の音楽教室のレッスンでは学べない部分を、月一回の”アンサンブル・ミューズ”で学んでもらえれば、ギャップを感じることなくスムーズにオーケストラに仲間入りすることができます


アンサンブル・ミューズでは
・隣のメンバーとテンポを合わせる
・チューニング(音程)をメンバーで合わせる
・難しくて弾けない箇所は無理せずパートで分担して演奏する
・コンサートを開催してメンバーのモチベーションを高める
・アンサンブルのマナー・ステージでのマナーを学んでもらう

などを心がけて運営しています

合奏することに自信がついた教室生のかたには、国際楽器社の弦楽器スタッフから、お付き合いのある市民オーケストラを紹介させていただいております

 

それってメンバーが減ってしまうのでは?
と思われるかもですが、実際は

”紹介してくださった市民オーケストラも楽しいし、アンサンブル・ミューズも居心地が良いのでダブルで行きます”

という方が大半です

音楽教室に何年も通ってもオーケストラに入れないギャップを上手く乗り越える例だと思います

最近では国際楽器社以外でも弦楽アンサンブルに真剣に取り組まれている楽器店が増えてきました

同じ思いの音楽教室が増えるというのは嬉しいことです!

教室選びの要素として”アンサンブルのある音楽教室”でチェックしてみてください


どうでしたか?

アンサンブル・ミューズは国際楽器社&フェリーチェ音楽院の教室生を対象とした弦楽アンサンブルです

アンサンブル・ミューズへの入会方法・練習日・費用などにつきましては音楽教室スタッフにお尋ねください

(文:松永)