2018年春ヨーロッパ出張ロンドン編(パスポートの有効期限が!)
今年も恒例のヨーロッパ出張に担当の松永が行ってきました(4月8日-18日)
毎回いろいろなミスをしながらの旅なのですが、今回はかなり大きめの(パスポート絡み)をやってしまいました
海外に行かれる方は何かの参考になるかと思いますので、お時間あれば最後までお読みください
【イギリス・ロンドン】
トルコ航空でイスタンブールに行き、
そこからにロンドンLHR行きに乗ったのですが、なかなか離陸せず、
機長からアナウンス~
”今飛び立ってもロンドンが混み合っておりますので”という、
よくわからない理由で1時間遅れ
到着してからも
入国審査(CUSTOM・UK BORDER)では毎度の事なんですが、
“バイオリン屋さんってどんな仕事なの?”
”え、オークション行くの?”
”バイオリンってお高いんでしょ?”
とか、
半分興味本位で質問されるのでめちゃくちゃ時間がかかります(笑)
結局2時間遅れのイギリス入国
(ある意味予定通り?)
£23払って
ヒースローエクスプレスに乗っても
早割で買っておいた時間の電車には乗れずに、落胆
ああ、正規料金は3倍やしな・・・
と嘆きながらイギリス国鉄のカウンターに行きました
カウンターのお姉さん、
”そうですね、わかりました、
いま地下鉄も遅れているのでこのチケットで乗れるようにします、2階の改札の人に見せれば大丈夫です”
ということで何か書いてくださりました
”この人乗せてあげてネ”
追加料金なし。めちゃ感謝
で、ホテルにもチェックインせず、スーツケースのまま電車に飛び乗ります!
【で、本業の楽器選び】
ということで郊外のコレクターのもとに到着。いよいよ楽器選びがスタート
・・・気持ちをフラットにして、ご縁があれば持って帰るくらいの気持ちで挑みます。
玉石混交の楽器300本くらいを見て、
コレ欲しいな~ってものが見つかりました。
↑これは木製バイオリンケース
全部ほしくなりますね
持って帰りたい子が何本かいたので
コレクターと早速ご相談です。
楽器のお値段っていうのは売り手・買い手とも相場がわかっているので、なんとも不思議な駆け引きがあるんです。
僕
”これって幾ら***£でしょ?”
彼
“そうですね、ではその値段で、オークションだったらコミッションかかりますよ”
僕
“なんでコレだけめっちゃ高いんですか?”
彼
“あーそれ買われると次に手に入らないから買わんといて”
みたいな
ってコチラが提案する形式
なんやかんやで納得いくものが手に入りました。
弦楽器の業界は、会社の規模ではなくおつきあいの深さで人を評価してくれるので、その点が面白い
~日本に送っていただいて、早速わが社の職人に手を入れてもらいます
また、親しい職人さんに持って行って私が買ってきたものが正しかったか評価してもらいます
関西は職人さん同士が仲が良いのでそんな繋がりもあるんですよ!
はなしは変わりますが
ステッキバイオリンを発見!
結局買いませんでした(笑)
そして~イギリス出張と言えば
フィッシュアンドチップス!でしょ
相変わらずおいしい、
そして量が多いな
ハリーポッターで有名らしい?
King’s Cross駅
我が社の業務上、
ハリーポッターのことはもっと勉強しとかないといけないのですが
そもそも
Platform9・3/4は大事なの?
なんでマフラーしてるの?
を横目に見ながら・・・
パスポートにハンコを捺してもらって
ユーロスターでパリに向かいます
【パスポートの有効期限のこと】
今回はたった10日で6か国まわる意気込みでした
出発の日はいちど会社に出社してから、夕方から関西空港に向かう予定
パスポートの有効期限は切れてないけど確かややこしいルールあったな?
と思いつつ出発の朝を迎えました。
なにげに阪急電車の中で
“パスポート残存期間”で検索すると・・・
“国によってパスポート6か月以上必要、なければ出国すらさせてもらえない”
と、予想外にも残念なブログがいっぱい出てきます、
え?自分のパスポートを眺めると
5か月とちょっと、
しか残ってないじゃないですか!
“行先の国+パスポート”でさらに検索
ありゃ、
ルーマニアとジョージアが6か月必要ではないですか!!!
ちなみに中国・タイなどアジア圏、東欧にはビザは不要でも入国時に残存期間6か月以上を求める国は結構あります
ということで出社後すぐ、
【別ルートの航空券を予約】
することに!
まあ、お店で楽器選定のお手伝いをしながらでしたので、その時のお客様にいろいろ協力いただきました。
必死のパッチの2時間(涙)
日本=ISTのチケットだけ先にに買っておいて、ヨーロッパ内はバラの航空券を買っていたこと(周遊券じゃなかった)
など、ラッキーなこともあったので
なんとか航空券を発券・出発できることになりました
じつは今回ルーマニアで友人に再会を約束、ジョージアではコンサートに行く予定にしていました。
そのぶん出張を頑張ろうと心に決めて出発しました
別ルートで行った国についてなど、のちほど書いていきます
記:松永歓