パリに行ってきました
恒例のヨーロッパ出張に行ってきました
目的はもちろん楽器収集のためです!(旅行ではないです)
今回は特にフランス・ミルクールで1900年前後に工房製作された楽器を上手く入手することができました
オールド楽器の入手方法は様々なのですが
今回の楽器はパリの名店で実際に試奏して選ぶことができました
以下がその5本です↓↓↓
☆CHIPOT VUILLAUME 1920c(SOLD)
☆J.DIDELOT by Laberte 1920c(SOLD)
☆MARC LABERTE 1922
☆Jerome Thiboville-Lamy #7 1920c(SOLD)
☆HONORE DERAZEY by Laberte 1930
日本の楽器店にとっては、楽器を仕入れることでヨーロッパの本場の修理/調整技術を持ち帰ることができるので非常に参考になります
ここは19世紀から続くパリの楽器商のなかでも名店中の名店。
ビジネスライクじゃないお店だからこその権威あるお店
私の下手なコミュニケーション能力が発揮されたのか?
”いつも世話になっているから、楽器を選んでいただいてもいいですよ”と言ってくださりました。
しかも”すこし時間をもらうけど鑑定書も用意しましょう”
とありがたい展開に!
そしてようやく鑑定書が届きました
100万円までの価格のフレンチオールド・バイオリンに鑑定書が付属することは稀なので半ばあきらめていたのですが、本当に届きました
またDORON(画像上)は今回初めて手にした銘柄。
無名の作家ですが作風・コンディションともベストでしたので現地で即決しました
日本に持ち帰った後でも良かったなと思える1本です
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どうでしたか?
お店にはいつも150本を超える楽器をコレクション
気になる楽器があれば事前にチェックしてお伝えください、フレンチバイオリンは60万円~200万円までの価格帯を幅広くそろえています。
オールドヴァイオリンが持つヒストリーなんかもご説明いたします
記:松永 2018年春