フルート入門編~吹奏楽新入部員向けおすすめ楽器~
ここではこれからフルートを始めようかな、という方や吹奏楽部でフルートを吹く事になった新入部員へ、楽器の事やおすすめの楽器をまとめてあります。
【フルートってどんな楽器?】
フルートは1本すべてが銀でできている総銀製といわれるものが基本となります。
しかし総銀製の楽器はとても高価なため、頭部管など部分的に銀を使うモデルが初級中級モデルとして作られています。
仕様として、構造上出しにくい音(第3オクターブのミ)を出しやすくするための「Eメカニズム」、押さえる部分の穴の有無による、「カバードキイ/リングキイ」、キイ配列の違う「インライン/オフセット」、出せる最低音の異なる「C足部管/H足部管」がありほとんどの機種で組み合わせを選択できます。
初級者であれば「Eメカ付、カバードキイ、オフセット、C足部管」を選択される方が多くなります。
メーカーは世界中にたくさんありますが、エントリーモデルからプロモデルまで幅広くそろう国内メーカー(ヤマハ、パール、ムラマツ、サンキョウ等)をおすすめしています。
【どのくらいの楽器を持てばいいの?】
世の中には5万円以下の安いフルートも発売されていますが、楽器の耐久性や音程の面でおすすめしていません。
修理代のほうが楽器の金額より高くついてしまう場合もあります。
楽器と仲良くなるためにまずは1本! <エントリーモデル>
<代表的な機種>:【定価15~20万】
洋銀製やリッププレート銀製のモデル。最低限の機能を持たせつつ予算を抑えたモデルで、メーカーはパールかヤマハがおすすめ。楽器を数年続けると買い替える方が多いクラス。
中高6年間本気で打ち込みたい! 大人の初心者の方はこちら <スチューデントモデル>
<代表的な機種>:【定価20~50万】
頭部管銀製や管体銀製のモデル。音色の面でも助けてくれるクラスになるので、中高生やこれから楽器を始める大人の方にも人気です。
メーカーや機種のバリエーションが増えてくるのもこのクラスになります。
一例:パールF-DP/E F-ED925/E ムラマツEX-CCE サンキョウEtude
大人になってもずっと続けたい! 楽器を長く続けるならこちら <スタンダードモデル>
<代表的な機種> 【定価60万~】
各メーカーのスタンダードとして作られており、長年愛用される方も多く、学生から大人まで使用。
一例:パールF-CD925E ヤマハYFL-717
もちろんさらに上のクラスの楽器もたくさんあり、金やプラチナでも作られるので、数百万円するような楽器もあります。
しかし、予算に余裕がある方でも初めは総銀クラスまでの楽器で、慣れてうまくなってからそのクラスに買い替える事をおすすめします。
当店では上記の一例以外にもたくさんのモデルを取り揃えております。
フルート購入を検討されている方や気になる方は、ぜひ一度お電話やメールでご相談くださいませ。
カタログや資料の郵送も行っております。
国際楽器社 管楽器フロア
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